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2026/10/30
豊中市、市立火葬場再整備基本計画策定等はニュージェックを選定
豊中市は、豊中市立火葬場再整備基本計画策定等業務で公募型プロポーザルを実施し、ニュージェックを受託候補者に選定した。提案金額は2310万円。ニュージェック、ユーデーコンサルタンツ、デロイトトーマツ、NiX JAPAN、パシフィックコンサルタンツの5者が提案書類を提出していた。
豊中市立火葬場(新千里南町2―6―3の敷地面積4744・70㎡)は、1946年の建設から約80年が経過し、施設の老朽化が著しい状況にある。また、現在8基の火葬炉を有しているが、将来の火葬需要のピークと見込まれる40年度には、現施設の処理能力では対応が困難となることが見込まれている。今後も安定的かつ継続的に火葬業務を実施していくため、26年3月に「豊中市立火葬場再整備基本構想」を策定した。新たな豊中市立火葬場の整備を図るため、新火葬場整備に向けた施設整備及び施設運営の概要、民間活力導入可能性調査によるPFI等の最適な事業手法等を定めた基本計画を策定するため、建替え及び運営事業者選定に必要な基礎資料として活用する。
内容は〈基本計画策定〉▽現状分析と課題の抽出=市における火葬の実態など現状を分析のうえ、火葬場整備の基本条件について整理・検討し、課題を抽出する▽火葬需要予測と必要炉数の算定=将来の人口、死亡者数の予測及び現火葬場の稼働状況、施設機能の実態等の把握・整理を行う▽建設候補地選定に係る課題の分析と選定理由の整理=基本構想で示した3候補地について調査及び比較検討を行い、各候補地の優位性及び課題を整理するとともに、候補地選定に係る考え方及び選定理由を取りまとめる▽施設整備の検討・提案=他自治体等の斎場整備の類似事例を参考、考慮し、施設整備に係る事項を検討する▽施設運営の検討・提案=新火葬場の施設運営に係る概算運営費及びライフサイクルコストの算定等を検討する▽基本計画書(案)の作成=事業の実施スケジュール案を含めた基本計画書(案)を作成する。〈民間活力導入可能性調査〉▽前提条件の整理=新火葬場の概要と施設の整備及び運営・維持管理に必要な基礎的条件の整理を行う▽事業方式の整理=火葬場施設の整備及び運営・維持管理にあたり採用が想定される事業方式の特徴を整理する▽法制度等の整理=施設をPFI事業等で整備する場合に想定される法制度上の課題や支援措置等について整理を行う▽事業スキームの検討=PFI事業等として実施する場合の事業方式(BTO、DBO等)について、定性的な観点から比較検討を行う▽市場調査=PFI事業等により事業を実施した場合の事業概要書を作成する▽VFM算定シミュレーション(VFMの評価)=市が実施した簡易的なVFM算定結果について、前提条件及び算定手法の妥当性の確認を行う▽事業方式の評価と課題の整理=市場調査及びVFM算定シミュレーションの結果を踏まえ、総合的な視点から事業方式を評価し、市の事業に最適な事業方式の検討を行う。納期28年3月31日。
豊中市立火葬場再整備基本構想では、26~27年度に基本計画策定、PFI手法導入可能性調査、27年度に環境影響評価・アドバイザリー業務、28年度に事業者選定、29~30年度に設計、31~33年度に新火葬場建屋工事等を行い、33年度の供用開始を目指す。火葬場の規模は年間火葬受入想定件数約5000件を充足し、ピーク年度の最繁忙月に対応できる炉数を約10炉と算出。予備炉、動物炉(胞衣炉)も含め、11炉~12炉を想定。これに敷地面積や建屋構造、火葬タイムテーブルや駐車可能台数、ライフサイクルコスト、メンテナンスによる稼働制限等のさまざまな要素を考慮し規模を決定する。
整備用地は現在の火葬場用地(新千里南町2―6―3)と理論上整備可能な大阪市設服部霊園(広田町)、猪名川流域下水道原田処理場周辺地域(原田西町1―1周辺)の3か所を「整備検討地」として想定しており、具体的な整備可否等は基本計画で決定する。

