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2026/10/27
白浜町、温泉情緒エリア整備フィージビリティ調査プロポ 9日まで受付
和歌山県・白浜町は、観光戦略の核となる温泉資源の活用について、温泉地としての本来の魅力である温泉情緒を体感できるまちづくりエリアの整備を検討するため、「温泉情緒エリア整備に係るフィージビリティ調査業務」の公募型プロポーザルを実施する。企画提案書等を11月9日まで受け付け、書類審査を11月11日に、プレゼンテーションを11月17日に実施、優先交渉権者を11月中旬に決定する。
参加資格は▽法人格を有する▽過去10年以内に同種業務(官公庁(官公庁と連携し観光振興を行うDMO、観光協会等を含む)が発注した、建築物又は施設等に係る基本構想策定、基本計画策定、基本設計、実施設計、実現可能性調査(フィージビリティスタディ)、官民連携事業に関する基本構想策定等)又は類似業務の実績を有する―など。
関西圏を代表する観光地として白浜町は発展してきたが、近年はインバウンド需要の拡大や観光消費の高度化といった新たな潮流が生まれており、観光客の動態変化や地域間競争の激化、さらには将来的な環境変化を見据えた持続的な観光地経営への転換が求められている。このような状況を踏まえ、同町は外部から招聘する「地域活性化企業人」を業務責任者として配置し、「観光戦略検討委員会」を設置した上で、町の観光の現状と課題を多角的に整理することで、中長期的な観光戦略を策定する。
本業務は観光戦略の核となる温泉資源の活用について、温泉地としての本来の魅力である温泉情緒を体感できるまちづくりエリアの整備を検討するにあたり、その実現可能性を調査し、多角的に明らかにする。
内容は▼温泉情緒エリアのコンセプトの策定=具体的な世界観を盛り込んだ基本構想を策定。温泉景観を象徴する温泉シンボルを検討し、その誘客効果や回遊動線を整理。周辺施設との関係性を検討▼温泉情緒エリア整備に係る要件定義=温泉シンボルの規模感を検討(面積、水量、高さ等)。温泉情緒エリアの基本機能を検討(物販、飲食、水産関連機能等)。付加機能の方向性を検討(体験、イベント、ナイトタイムコンテンツ等)。来訪客の回遊動線を整理(白良浜、温泉街との接続等)▼技術的要素の検討=①温泉利用に係る技術検討〈引湯方法を検討(源泉からの距離、高低差、揚湯ポンプの要否等)。温泉シンボルの技術的成立性を検討(源泉掛け流し、循環等)。塩害、腐食対策の必要性を検討〉②土地・インフラ条件の整理〈地盤条件や荷重、排水処理能力(下水処理施設等)、上部利用制限の有無を確認。土地及び施設の利用に関する法令上の制約、必要となる許認可及び管理者等との協議事項を整理〉▼事業スキームの検討=①役割分担の整理〈公共事業と民間事業としての位置づけを整理〉②土地利用及び事業方式の検討〈土地貸付方法を検討(定期借地、使用許可等)。事業方式について検討(民設民営、公設民営等)。漁業等関係主体との関わりを整理〉▼事業規模の整理=①概算事業費の算定〈温泉シンボル及び関連するインフラ整備の概算費用を算定〉②維持管理費の算定〈運営にあたり、必要な維持管理費用を試算〉▼需要・整備効果の算出=観光需要や経済波及効果を予測して算定。本事業に伴い、どの程度税収増加に結び付くかを算定。各推計の方法、使用データ及び出典、仮定条件、算定対象地域、対象税目並びに推計の限界を示す。既存需要と本事業の実施により新たに生じる需要を区別▼実現可能性の総合評価及び今後の手順の整理=各検討結果を総合的に評価し、整備の実現可能性や実現に必要な条件、主要な課題及び事業化に向けた今後の手順を整理。実現困難な事項はその理由及び必要に応じて代替案を示す。履行期間27年1月29日まで。見積上限額710万円(税込)。


