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建産EYE
2015/08/11
正分建設工業代表取締役社長 正分彦太氏に聞く
正分建設工業代表取締役社長
正分彦太氏に聞く
関西圏を中心に鳶職として、足場工事を専門に取組む正分彦太社長。安全に作業するため、『足場は現場作業を行う誰もが使うためにあり、そのために良い足場を効率よく、早く提供することをモットー』に事業拡大を図っている正分社長に「とび職」の魅力について話を聞いた。
―会社を興したきっかけは
元々、自分で何かしたいと考えており、10年ほど前に堺市内に3名で会社を設立した。3名だった社員は現在16名で、うち職人は12名いる。
―何故、鳶職を選択したのか―
学校を卒業してから建設業を専門に、大工仕事・鉄筋工などに携わってきましたが、鳶工事が性に合っていると感じたことが大きいです。また大工などと違い地図に残らない仕事ですが、どの業種の方も足場を必要としており、色々考えることも多く、そのこと自体が楽しいと思った。また、仕事が継続的にあることも魅力です。
―鳶職は危険な作業と思いますが―
私も、一瞬の出来事でしたが自分の不注意で転落して骨折するケガをしました。
―安全に対する考えに繋がりましたか―
いえ、私がケガをしたことより、社員がケガをした時に痛感しました。現在は、仕事をする上で急ぎの作業は当然ありますが、出来る範囲で安全に対する配慮を行っています。体一つで仕事をしているので、資材に頼る部分も大きく、より良い資材を有効的に導入するようにしている。そのためにも、先行手すり枠などの導入を目的に、資材置き場である堺ヤードの拡張を検討している。
―社会保険の加入はどうですか―
社員は全員入っています。また協力会社6社も皆加入している。そのための見積りも考慮している。
―元請や一次下請けに対してどのように説得を―
あまり社会保険に対する具体的な額の話はしません。その代り「安かろう悪かろう」の話はしています。あと仕事はリピートで頂けるように企業努力はしています。
―話は変わりますが、若い社員が多いですね―
私自身が若いこともありますが、平均年齢は22~23歳です。職人で一番上が26歳で、会社設立時のメンバーは全員独立して協力会社として一緒に頑張っています。
―職人の高齢化と言われていますが社員集めはどうですか―
求人を出してもなかなか来ません。やはり知り合いや友達の紹介などにより入社して貰っている。
―今後の目標は―
将来的は総合工事業として、入札にも参加していきたい。また他の専門工事の技術を持った人を雇い、4年後に元請化も視野にいれていますが、当面は社内で一級施工管理士の資格取得を目指したい。
―最後にこの仕事の魅力は―
担い手不足などの原因として一番は収入の低下と考えていますが、実力があれば稼げることも事実で、それが魅力です。
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