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2015/08/06

竹中工務店、従業員の子供ら対象に職場見学会開く

　竹中工務店は７月３０日、大阪市中央区の大阪本店御堂ビルに勤務する従業員の子女を対象とした職場見学会を開催した。
　この催しは、家族に仕事内容を理解してもらうことで業務意欲向上につなげるとともに、従業員間で家族状況を知ることにより各家庭への理解を深めるのを目的に、従業員の提案で昨年初めて実施した。子供たちにも従業員にも大変好評だったことから、２年連続の開催となった。
　当日は、事前に見学申し込みのあった従業員家族の子女（小学生）２７名と保護者が参加し、午後の半日をお父さんやお母さんが働く会社で過ごした。
　今年は、朝の出勤時に親子で出社してきたり、小学生以下の弟妹も一緒に連れてきたりできるよう、１日限定の臨時保育所を併設し、より多くの家族が参加できるよう便宜を図ったという。また希望者には午後からの見学会の前に、お父さん、お母さんと一緒に社員食堂でランチを楽しめるようお子様ランチも準備した。
   見学会では、まず人事部の坪井昌行部長が「今日はみんなのお父さんやお母さんが、どんな会社で働き、どんな仕事をしているのかをしっかり見学してください」と挨拶。
　続いて、子供たちは同社に関するクイズに挑戦したり、人事部の担当者が「建物ができるまで」と題して、ひとつの建物が完成するまでには、営業部や設計部、作業所など様々な部門の仕事が連携していることをスライドで説明した＝写真。
　また自分の氏名が印刷された名刺を使っての名刺交換や、お父さんたちが普段働いている執務スペースでパソコンに触れてみたりして職場の雰囲気を体験した。このあと、３班に分かれて御堂ビルを見学、屋上庭園や音響プレゼンテーションルーム、ミーティングコーナーなどで説明を聞いた。
   最後に職場を見学した感想や日頃の気持ちなどをお父さんやお母さんへの手紙に記して、半日のプログラムを終了した。