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総合ニュース
2015/04/16
竹中工務店、分譲住宅では全国初の避難誘導計画実現
竹中工務店は、設計・施工を担当している「ザ・パークハウス中之島タワー」において、分譲住宅では全国初となる「一時避難エリアの活用による歩行困難者等の避難誘導計画」を導入する。
ザ・パークハウス中之島タワーは、大阪市北区中之島で建設中である55階建、高さ約193㍍、総戸数894戸の免震タワーマンションで、免震構造マンションとしては、日本最高階級となるマンションである。
今回実現された、一時避難エリアの活用による歩行困難者等の避難誘導計画は、防災評定委員会により、建物概要や建物内の通話装置の設置、サイン関連など、さまざまな項目を審議し、14年10月に認可された建築防災計画評定のことであり、火災時における歩行困難者等の水平避難及び垂直避難の安全性を高めることを目的としている。水平避難とは、各所2か所のEV乗降ロビー兼付室を一時避難エリアとして設定、歩行困難者等が一時的に待機するスペースを確保しており、防災センターと連絡可能な通話装置の使用し、待機状況等を把握できる。垂直避難とは、歩行困難者等の一時避難エリアから避難階への避難方法として非常用EVを利用した避難誘導対策のことで、一定の要件を満たす場合に限り、消防隊が到着するまでの間、管理会社・住民等で組織する自衛消防隊による非常用EVを利用した避難誘導が可能となる。非常用EVは2台設置されるが、協議の結果、1台のみ使用可能で、もう1台は消防隊専用として使い分ける。
施設概要は、大阪市北区中之島6―8―3(6587・03平方㍍)、RC造55階建。14年11月に着工しており、17年10月竣工、18年2月の引渡を予定している。
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