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総合ニュース
2015/04/01
立命館大学 大阪いばらぎキャンパスが竣工 基本設計=山下設計 実施設計・施工=竹中工務店
立命館大学が教育・大学のあり方を変える拠点として大阪府茨木市に建設を進めてきた「大阪いばらきキャンパス(OIC)」が完成し、29日大学関係者など約250名が出席し、竣工式を行った。 新キャンパスでは、約6000名の学生が、いつでも、どこでも、誰とでも学び合える空間として「iCommons」や「アカデミックラウンジ」などを配しキャンパス全体がラーニングプレイスとなる。また壁全面をホワイトボードにすることで、授業スタイルに応じたセルフデザインできる教室や、蔵書ゼロ冊からスタートするまちライブラリーなどを始めとする地域とのコミュニティを創造するフューチャープラザとして、「地域・社会」、「アジアのゲートウェイ」、「都市共創」のコンセプトに沿った教学を展開する。 竣工式では、吉田美喜男立命館総長、長田豊臣立命館理事長、田中孝典山下設計代表取締役社長、宮下正裕竹中工務店取締役執行役員社長など、関係者によるテープカットが行われた。 冒頭、長田理事長=は、「今回のOIC開設は立命館にとって最も大きなプロジェクトの一つです。この環境を最大限に活かして15年立命館の新しい歴史が始まる年になるよう頑張りたい。またアジアのリーディング大学を目指す基礎作りはこの地と考えている」と挨拶した。 続いて、工事経過報告、感謝状・記念品贈呈が行われ、田中孝典山下設計代表取締役社長=は、「学生の学びの間として、地域と世界に開放された場として、十分に活用されることを期待しています」と延べ、宮下正裕竹中工務店取締役執行役員社長=は「着工から20ヶ月あまり、会社の技術力・総力を結集し、品質第1に取組んで来た。無事、無事故無災害で引き渡すことができたこのキャンパスが、世界に羽ばたくキャンパスになることを願っています」と祝辞、引続き、吉田美喜男立命館総長=は、「今回の開設に伴い、衣笠・BKC・OICキャンパスを有することになった。この3拠点を結ぶことで三角形が形成され、建築構造上最も強固で安定した形態となる。このトライアングルを黄金のトライアングルにし、立派な人材を育てていくことを誓う」と決意を見せた。
立命館大学大阪茨木キャンパスは、茨木市岩倉町2―150の敷地10万6891・89平方㍍。規模はA棟(学舎棟、空のプラザ)S造9階建延6万2433・15平方㍍、B棟(立命館いばらぎフューチャープラザ等)SRC造5階建延2万4136・48平方㍍、C棟(食堂・教室・セミナーハウス)S造5階建延1万1900・18平方㍍、D棟(体育・学生施設)S造3階建延7306・09平方㍍、E棟(エネルギーセンター)RC造3階建延1862・37平方㍍、F棟(OICスタンド等)RC造2階建延1693・36平方㍍からなる。基本設計・コンストラクションマネジメント等は山下設計、実施設計・施工は竹中工務店。
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