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総合ニュース
2015/03/03
兵庫県建設業育成魅力アップ協議会 15年度事業計画を検討
兵庫県は26日、神戸市中央区のひょうご女性交流館で「第3回兵庫県建設業育成魅力アップ協議会」を開催した。
今回は、協議会が発足してから建設産業魅力アップに関する取組みについて、14年度事業計画の報告と、15年度事業計画素案について意見交換を行った。
冒頭、山田聖一(兵庫県県土整備部県土企画局局長)会長=は、「本年度は8月から開始したこともあり出遅れた思いもありますが、来年度は4月からスタート出来るように、議論を交わしたい」とあいさつ。
続いて、14年度事業報告案では、事業計画に沿った14の事業メニューに取り組み、うち「新聞紙面による情報発信」「インターンシップ受け入れ等の拡充」「ものづくり体験等の充実」について結果を報告した。そのうえで見えてきた課題として、本年度が協議会事業の初年度であるため、既存事業の情報共有や意見交換が主になり、開催数不足も手伝って連携を深める事業展開の議論が不足した。一方で新組織設立の動きもあり、これらと役割分担しつつ協議会運営を進める必要がある。担当者会議では、実働部隊として設置したが、本協議会開催前の調整的な役割に止まった。
引き続き15年度事業計画素案では、建設業を取り巻く状況として、雇用状況の改善、高校生の入職減少を取り上げ、専門工事業の若年者不足に対してヒアリングの結果、PRを積極的に取り組む必要があるとしている。これらを踏まえ引き続き官民一体となり14年度事業の継続などとしており、そのほか新規事業として①建設企業に対する雇用改善の相談・指導②高校生の体験雇用の試行③高等学校に対する求人情報の周知促進④民間訓練機関を活用した建設技能者育成支援に取組む。
意見交換では、新たに地域連携ネットワーク協議会が設立することに対し、「兵庫県は他の地域の参考になる取り組みをして頂きたい」とし、「担い手確保や育成のために各種団体から拠出していただいた予算を上手に活用してもらいたい」など述べた。
来年度は年4回開催を予定している。
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