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総合ニュース
2020/12/02
近畿整備局、インフラDX推進本部 4月に近畿インフラDX推進センター設置
近畿地方整備局は1日、インフラ分野のDX(デジタル・トランスフォーメーション)で働き方の変革を推進するため「近畿地方整備局インフラDX推進本部」を設立した。インフラ分野においてデータやデジタル技術を活用して建設業にかかる受発注者の働き方の変革を推進する。21年4月に近畿技術事務所内に近畿インフラDX推進センターを設置する。
溝口宏樹局長は「インフラ分野においてもデータやデジタル技術を活用したDXが急速に進めていくことが想定される。近畿インフラDX推進センターを4月に設置を予定している。関係者が連携してインフラ分野のDXを推進したい」と述べた。
インフラDX推進本部では、幹事会を設けてインフラ分野のデジタル化を推進する。幹事会に▽BIM/CIM推進チーム▽ICT施工・無人化施工推進チーム▽監督検査のICT活用推進チーム▽道路維持管理推進チーム▽河川維持管理推進チーム▽港湾チーム▽人材育成支援チームを設置する。
近畿インフラDX推進センターでは、BIM/CIMにおける3次元モデル作成研修、ICT施工の点群データ処理・施工データ作成研修、無人化施工(遠隔操作)実習、Web会議などに取り組んでいく。