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総合ニュース
2014/11/17
土木研究所 新技術14 in 大阪 道路インフラ管理など講演
土木研究所(魚本健人理事長)は13日、大阪市西区の大阪科学技術センターにて「土研 新技術ショーケース2014 in 大阪」を開催し、関係者など約250人が出席する予定。
新技術ショーケースでは、道路インフラ管理技術を始めとした9件の技術について講演会を実施し、近畿地方整備局、建設コンサルタンツ協会、日本建設業連合会からコメンテーターを迎え各技術のコメントなどを受けた。また展示・技術相談コーナーでは、講演会で紹介する技術や土木研究所の新技術のパネル等を用いて展示し、技術相談も受け付けた。
冒頭、魚本健人理事長=写真=は、「本日は皆さんに新技術を知っていただいて、採用してもらうことが重要なポイント。そのことを念頭において技術相談など対応さしていただきたい」と挨拶。続いて森昌文国土交通省近畿地方整備局長は、「私達を取り巻く環境において、災害に対する安心・安全やインフラメンテナンスといった施策に待ったなしです。 そんな中、今日の発表では私達が日々行っている事業の下支えであり、牽引していく分野と認識している。今日の講演がどのように現場に活かされるのか期待している」と述べた。この後、道路インフラ管理技術において高橋実構造物メンテナンス研究センター主任研究員を迎え「鋼床版き裂の非破壊調査技術」を始め9件の講演を実施し、次いで近畿地方整備局の講演では、鈴木勝国土交通省近畿地方整備局近畿技術事務所長による「近畿技術事務所における新技術への取組みについて」を行った。そのほか嘉門雅史新技術活用システム検討会議座長・京都大学名誉教授による「建設技術開発への新たな視点―NETISの改善施策―」の特別講演を実施した。