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総合ニュース
2020/11/27
近畿ブロック土木部長会議、国土強靱化等で意見交換
国土交通省、近畿地方整備局と近畿地方管内府県・政令市の土木部長等の20年度秋季「近畿地方ブロック土木部長等会議」が24日、京都市のメルパルク京都で開かれた。国土強靱化、公共工事の早期執行、新型コロナ対策(ウィズコロナ・新たな働き方)などの取り組み状況について意見交換した。
国土強靱化について、3か年緊急対策後の中長期的な視点に立った計画的な取り組みのための予算については、激甚化・頻発化する自然災害等にかんがみ、3か年緊急対策として講じられてきたこれまでの実績を踏まえ、今後中長期的に達成すべき安全度の水準を見据えて、これまでの実績を上回る必要かつ十分な規模となるよう予算編成について説明した。
国土強靱化地域計画の策定状況について、各府県や政令市、市町村は策定済の地域があり、策定中の地域についてはおおむね20年度末の策定に向けて進めている。計画に基づく数値目標(KPI)についての進捗を把握して、計画を進めていることの紹介があった。
公共工事の早期執行について、3か年緊急対策は1・2年目の予算はほぼ全て契約済であり、3年目の20年度当初予算の臨時・特別の措置分についても、下半期にかけて契約率も上昇し、順調に執行されていり見通しについて紹介した。
新型コロナウイルス感染症対策を契機とした非接触・リモート型の働き方への転換と生産性向上や安全性向上を図るためのインフラ分野のDX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進本部の設置について紹介した。各府県では遠隔臨場などできるところから進めていきたいとの意見がでた。