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総合ニュース
2020/10/26
インフラメンテ国民会議近畿本部、7テーマで討議 第8回フォーラム開く
インフラメンテナンス国民会議近畿本部は21日、大阪市中央区の大阪合同庁舎1号館で第8回フォーラムを開催した。「堤防・盛土における空洞調査技術」など7つのテーマで、行政や民間企業などがワークショップ形式による討議を行った。
冒頭、国土政策研究会理事兼関西支部長の霜上民生インフラメンテナンス国民会議近畿本部事務局代表は「民間企業が新しいことでビジネスチャンスを広げようとしている。そこで、インフラの管理者と民間企業がマッチングしていただく場にしてほしい。7つのテーマで、ニーズとシーズの組み合わせを進めていきたい。現場での実証実験などを、公開していきたい」とあいさつした。
フォーラムでは▽堤防・盛土における空洞調査技術▽舗装面から対策可能な橋面防水工の施工技術▽路面性状調査▽道路法面保護施設(モルタル吹付)の地山との空洞化(密着度)やラス網の有無の調査技術▽常時水没している構造物点検の効率化技術▽流入水によるマンホール内壁面の摩耗を防止するための防護材技術▽水路のクラックの簡易補修技術の7つのテーマでグループに分かれて意見交換した。