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総合ニュース
2020/10/19
西日本高速ファシリティーズ、合同応急復旧訓練を開催 対応力や復旧技術の向上
西日本高速道路ファシリティーズは15日、大阪市鶴見区の花博記念公園鶴見緑地ハナミズキホールで20年度合同応急復旧訓練を開催した。大阪会場と広島、高松、福岡の各営業所をライブ中継で接続して行った。西日本高速道路などの来賓をはじめ、約200人が参加し、光通信ケーブル接続訓練や建物健全度判定訓練などを行った。
訓練の開催にあたり、西日本高速道路ファシリティーズの瀬戸口亮大阪営業所長は「日頃の業務に対する熱い思いをこめて、技術を切磋琢磨して、あらゆる事象にも対応する技術で、的確、確実、迅速に実施し、安全にも配慮して、この訓練が実りあるものにしてほしい」とあいさつした。続いて、西日本高速道路関西支社の永田順宏支社長は「災害復旧訓練は、災害時における高速道路の早期復旧のために必要不可欠なものである。本日の訓練に熱心に取り組んでいただく皆さんに感謝する」と述べた。
訓練は過去の災害の教訓を生かし、4営業所が協調性・迅速性を発揮して、高速道路設備の復旧作業を進められるように災害時の対応力や復旧技術の向上などを図るため、11年度から毎年開催している。
今回は、10時頃に近畿地方を震源地とした最大震度6強の地震が発生したことを想定して、災害により断線した光ケーブルや通信ケーブルの接続訓練、仮設非常電話設置訓練、店舗用照明復旧訓練、建物健全度判定訓練、仮設足場使用訓練、建物赤外線診断訓練などが行われた。