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総合ニュース
2020/10/02
西日本高速道路、創立記念行事 100%の安全・安心を提供
西日本高速道路は1日、創立記念行事として、前川秀和代表取締役社長があいさつをした。前川社長は、「15回目の節目を迎えることができ、これも社員の皆さんの日頃の努力のおかげである」と感謝した。創立以来15年間で、「現在はグループ会社27社で、社員総数約1万5800人となり、創立時の1・6倍にまで成長した」と振り返った。
高速道路は着実にネットワークの拡充を図ってきた。「走行時間の短縮や利便性の向上が図られるとともに、地域経済の発展にも寄与している。交通量も増加し、高速道路の役割がますます大きくなっている」と語った。
「これからの15年間も、社会インフラとしての高速道路は、人・モノ・情報の移動を支えるため、100%の安全・安心を提供していかないといけない」と強調した。「構造物は年々、老朽化が進んでいく。予防保全のためのPDCAサイクルを徹底し、適切な修繕やさらなる耐震改修を行うとともに、必要となればリニューアル工事を進めていかないといけない」とした。策定中の中期経営計画を着実に実現していくためにも「業務改善を通じて、社員の幸福と社会からの信頼の維持・向上を図っていく。日本道路公団の良き伝統をDNAとして引き継ぎ、民営化に伴う変化を客観的に振り返ることで、自社の成り立ちを深く考えるきっかけにしてほしい。この一年が社員の皆さんが健康でやりがいを感じられる会社でありつづけられるようにしたい」と語った。