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総合ニュース
2014/11/11
近畿整備局ら大規模津波防災訓練実施 南海トラフ巨大地震想定
近畿地方整備局と大阪府、和歌山県、堺市、和歌山市は8日、南海トラフ巨大地震を想定した大規模津波防災総合訓練を和歌山下津港西浜地区、北港地区、堺泉北港堺2区で行った。国、地方公共団体、公共機関、病院等の156機関が参加して、避難誘導や救助活動などの訓練を行った。
マグニチュード9・1の南海トラフ巨大地震が発生し、紀伊半島沿岸部における津波、大阪平野における津波、密集市街地における家屋倒壊・火災、公共交通等における重大な事故、コンビナートにおける火災・油流出の事態を想定した。
堺泉北港堺2区では、大阪平野における津波や密集市街地における家屋倒壊・火災を想定。大阪平野における津波では、津波避難や住民等による救出・救護のほかヘリコプターによる救出訓練を行った。密集市街地を想定し、被災者や行方不明者の捜索や消火活動を自衛隊、消防、警察等が被災地への進出や救助活動を行った。さらに、堺2区基幹的広域防災拠点を活用してヘリコプターや船舶を使用いて、緊急支援物資輸送を実施した。