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総合ニュース
2020/09/23
近畿整備局、橋建協が意見交換 情報通信技術活用等による管理業務の効率化を要望
近畿地方整備局と日本橋梁建設協会は17日、大阪市中央区のKKRホテル大阪で意見交換会を開いた。協会は▽鋼橋事業の成長力強化▽鋼橋技術力の進化と継承▽鋼橋長寿命化への対応について要望し、活発な意見交換が行われた。
冒頭、溝口宏樹近畿地方整備局長は「インフラ整備や災害対応などにあたって、パートナーの一翼を担っており、より一層魅力ある環境整備が大事になるので、発注者として取り組んで生きたい」とあいさつした。続いて、満岡次郎会長は「安全や品質の確保と向上は大前提であり、最優先にしていきたい。そのうえで、防災・減災、国土強靱化に関わる緊急対応工事、ストック橋梁の更新。・修繕工事、加えてネットワーク拡充に対応した新規路線工事など全てに対して協会は総力をあげて対応していきたい」と述べた。
意見交換では、発注・開通予定時期に加え、橋梁形式やその規模、可能な限りの中長期の具体的な発注見通しの公表を要望。整備局は「どこまで具体的に示すことができるのか検討している」と答えた。
入札契約方式について、一括審査方式一括審査方式では、配置予定技術者の複数申請を認めないものとしての推進を要望。整備局は「意見をいただきながら、進めていきたい。配置予定技術者についは、地域の実情を見ながら、適切に行っていく」と答えた。簡易確認型は技術提案評価型(S型)への展開を含めた推進などを要望した。
情報通信技術の活用等による管理業務の効率化を要望。整備局は「ICTの推進に向けて、環境整備を含め、皆さんの意見を聞いて、可能性を検討していきたい」と答えた。
橋梁補修工事(鋼製橋梁)工事種類別難易度(案)の利用を要望。整備局は維持修繕工事などへの参入を促すための社会条件評価型について説明した。