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総合ニュース
2014/11/10
建災防京都、創立50周年記念大会 「ゼロ災・京都」の達成を
建設業労働災害防止協会京都府支部(岡野益巳支部長)の創立50周年記念京都府建設業労働災害防止大会が5日、京都市中京区のホテルオークラで関係者約730名が参加して開催され、災害ゼロ・危険ゼロの職場環境の実現に一層努力することを誓い合った。
冒頭、岡野支部長=写真=が「創立当時の昭和39年と比較すると、昨年の府下建設業死亡災害は10分の1、休業4日以上の死傷数は7分の1と大幅に減少している。人命尊重の基本理念に基づき会員各位が日々の安全衛生管理活動にご尽力いただいた賜物である。今後も会員の皆様と思いを共有し、京都労働局が提唱された『ゼロ災・京都』の達成に向け各種労働災害防止対策を推進していきたい」と式辞。
続いて、森川善樹京都労働局長、山田啓二京都府知事(代読・中村敬二建設交通部技監)、門川大作京都市長(代読・小笠原憲一副市長)らの祝辞があり、この中で森川局長は「自主的な労動災害防止活動を継続された結果、建設業労働災害が大幅に減り、50年間のご努力に頭が下がる思いである。今後もより一層安全水準の向上に取り組まれ、建設業から労働災害が絶滅することを祈念している」と述べた。
このあと、表彰、安全の誓いと続き、表彰は事業場の部20社・現場、個人の部34名が受賞したほか、創立50周年特別表彰として、岡野支部長ら個人53名と7団体に感謝状が贈呈された。
第2部は講演『建設業における労働災害の現状と課題』(講師・前田瑞恵京都労働局健康安全課長)、第3部は特別講演『健やかな体、健やかな心』(講師・スポーツジャーナリストの増田明美大阪芸術大学教授)が行われた。