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総合ニュース
2020/07/31
近畿整備局、溝口局長が就任会見 関西の元気・活力をかたちあるものへ
近畿地方整備局の溝口宏樹局長は30日、就任会見を開いた。「防災・減災対策や関西の元気・活力をかたちあるもの、インフラ整備を支える地域防災の担い手である地域建設業の持続的な発展」に取り組んでいく。
気候変動の影響を踏まえ、「住民の皆さんの命と暮らしを守り、また、社会経済がしっかりと機能するように安全な地域にし、強靱な国土にしていくために、治水対策をはじめとする防災・減災対策に力を入れていく」と意欲を見せた。「被害を少なくするためにも、まちづくりの中での工夫や住民の皆さんが確実な避難ができるような情報提供の仕方を工夫していきたい」と考えを示した。その中で、「整備局が持っている災害対応力と現場力を生かして、自治体や市町村などの支援を行っていく」とした。
「関西の元気・活力を人やものが迅速にスムーズに、かつ安全に流れるように道路や港湾、河川といったインフラの整備や適切な管理を行い、しっかりと後押ししていきたい」と話す。
インフラ整備を支える地域防災の担い手である地域建設業の持続的な発展が必要になるとして、「担い手の確保や育成などの課題、生産性の向上、魅力ある建設業になるように発注者の立場から取り組んでいく。安全で夢のある関西にあるようにしっかりと貢献していきたい。局長が率先し、整備局の職員と一丸となって、スピード感を持って取り組んでいきたい」と力を込める。