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総合ニュース
2020/06/24
西日本高速道路、前川新社長が就任会見 成長する企業グループの実現を
西日本高速道路の前川秀和代表取締役社長は22日、大阪市北区の同社で就任会見を開いた。前川新社長は「高速道路の安全・安心を最優先に、お客様の満足度を高め、地域の発展に寄与することにより、社会から信頼され、成長する企業グループの実現を目指していく」と抱負を語った。
高速道路を取り巻く状況は、新型コロナウイルスなどをはじめ、さまざまに変化しているが、「24時間365日、生活や経済活動に欠かすことのできない重要インフラである高速道路の機能やサービスを間断なく提供する使命を担っている。社会からのさまざまな要請や状況の変化に的確に対応していきたい」と考えている。
本年度は、中期経営計画を策定する。「将来の技術革新や社会の変革に伴う当社の役割などを見通しつつ、新しい時代の高速道路のあるべき姿を目指す計画にしたい。さまざまなニーズに応える新たな価値の創造を着実に進め、社会に貢献する企業グループへの進化を目指していきたい」と話す。
「高速道路を安全に利用していただくため、点検、診断や補修工事を着実、かつ効率的に進めていく」とした。また、都市部では、初めてとなる中国道においてリニューアルプロジェクトを進めている。新名神高速道路の6車線化、交通安全対策、南海トラフ巨大地震をはじめとする災害対策などの取り組みについて、「社会的、影響を最小限に抑えつつ、高速道路の安全・安心を確保していきたい。利用者ニーズを踏まえた使いやすさの向上を着実に進めていく」と述べた。