気になるキーワードを入力してください
総合ニュース
2014/10/28
日建連関西支部、しびる31号発刊 デザインを一新 テーマに関西の土木力
日本建設業連合会関西支部は、広報誌「しびる」31号を発刊した。31号では、「関西の土木力」や人物に焦点を置いた新企画などデザインを一新し、読みやすいマガジン調にリニューアルした。
巻頭対談では、新関西国際空港の福島伸一代表取締役会長と内閣官房参与で京都大学大学院の藤井聡教授が「脱・東京一極集中!インフラ整備で商都復活そして世界都市へ」をテーマに対談。インバウンド(外国人誘致)をこれからの関西の柱の1つとして、そのためのインフラ整備や強靱な関西づくりは日本経済にとっても重要な課題などについて語り合っている。
新企画の「レポート最前線」では、現在、工事が進んでいる新名神高速道路武庫川橋工事を取材班が工事現場を訪問。世界初となる新技術を導入しているエクストラドーズドバタフライウェブ箱桁橋を紹介。「ザ・プロフェッショナル」は、大成建設工事主任の勝田つかささんを密着し、将来への夢や抱負を紹介。
「偉人たちの歴史街道」では、淀川水系の治水・利水の発展に貢献した豊臣秀吉と沖野忠雄の偉業を対比的に掲載。「しびるwalker」では、長浜の黒壁スクエアを紹介。また、これからの社会資本整備のあり方について考えるコラムでは、自然と共生する「魚道と魚道堰」を取り上げている。TOPICSでは、市民現場見学会や工事現場パトロールを紹介。
発行部数は2万部。近畿2府5県の関係官公庁や地方自治体、公団・公社、大学、高校、商工会議所、経済団体などに配布する。
発刊にあたり、押味至一広報委員長は、「31号は、新企画が掲載した編集にし、今までと違ったつくりになっている。関係する企業の方にも読んでいただける内容になっており、この業界が脚光を浴びられるようにしたい」と述べた。