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総合ニュース
2020/05/22
近畿ブロック土木部長会議、新型コロナ対策等で意見交換
国土交通省、近畿地方整備局と近畿地方管内府県・政令市の土木部長等の20年度春季「近畿ブロック土木部長等会議」が19日、TV会議形式で開かれた。新型コロナ対策と公共工事の早期執行についての取り組み状況を確認した。
新型コロナ対策として、受注者の希望に応じた一時中止措置等を行っている。国交省直轄工事における一時中止等は5月15日現在で約130件(2%)、業務は約660件(9%)となっている。近畿整備局管内の各府県・政令市も一時中止措置等を行ったが、再開していることから、大きな影響は少ない傾向となっている。
また、業界団体からは、民間工事への影響を懸念していることから、公共工事の早期執行を期待していることなどの意見を紹介した。各府県・政令市においても工事の早期執行やおおむね前年度並の発注量があるなどの意見があった。
緊急事態宣言を踏まえた直轄工事では、入札契約手続き全般の柔軟な対応等に取り組んでいる。