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総合ニュース
2020/03/18
阪神電鉄と都市機構が包括連携協定、阪神電車の赤胴車を武庫川団地に設置
阪神電気鉄道と都市再生機構西日本支社は、地域の交流、暮らし、健康等の分野で相互に協力し、阪神沿線のUR賃貸住宅団地を中心とした地域の活性化に向けた包括連携協定を締結した。運行を終了する阪神電車の「赤胴車」を武庫川団地内に設置し、地域のコミュニティ拠点として活用していく予定。
阪神沿線には、約2万戸のUR賃貸住宅があり、「魅力あふれる沿線の創造」を目指し地域関係者と連携して地域活性化に取り組む阪神電鉄と、多様な世代が生き生きと暮らし続けられる住まい・まち“ミクストコミュニティ”の実現を目指しUR団地の「地域医療福祉拠点化」を進める都市再生機構が、今後、人口減少や少子高齢化の進行という課題を共有し、コミュニティ形成や子育て支援を充実させることにより地域の活性化に取り組んでいく。
阪神電鉄と都市再生機構が、包括的な連携の下、コミュニティ形成支援・交流促進、地域の暮らしや活動支援・定住促進に関、健康増進・スポーツ促進などを通じて、地域の交流、暮らし、健康等の分野で相互に協力し、阪神沿線のUR団地を中心とした地域の活性化を目指す。
連携施策としては、阪神電鉄が沿線活性化施策として取り組む「子育て支援」「女性活躍支援」「ウォーキング」等のイベントをUR団地で実施する。また、運行を終了する阪神電車の「赤胴車」と呼ばれる鉄道車両一両を都市再生機構が譲り受け、武庫川団地内に設置し、地域のコミュニティ拠点としての活用を予定している。