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総合ニュース
2020/03/04
近畿整備局と日造協近畿総支部、緊急災害応急対策業務で協定締結
近畿地方整備局と日本造園建設業協会近畿総支部は2日、「災害時等における近畿地方整備局所管施設等の緊急災害応急対策業務に関する協定」を締結した。
台風や地震などで街路樹の倒木等が発生した場合、速やかな道路交通の確保を図るために迅速な処理が必要であり、災害からの早期復旧を図るため、緊急応急対策に関する協定を締結する。協定により、近畿総支部の広範な会員から災害復旧に必要な多くの人員と造園工事で使用する小型重機や機材を迅速に確保することが可能となり、災害からの早期復旧につながることが期待される。
大阪市中央区の大阪合同庁舎1号館で協定締結式を開き、近畿地方整備局の井上智夫局長と日本造園建設業協会近畿総支部の井内優近畿総支部長が協定書に署名した。井内総支部長は「近畿地方整備局と緊密に連絡をとり、災害時には造園業界として、きめ細かな作業を行い、地域住民の皆さんに喜んでいただけるよう、誠心誠意、努力していく」と抱負を述べた。井上局長は「これから、より実務的なことについて、協定に基づき、意見交換をさせていただき、いざという時には、しっかりとした対応ができるように進めていきたい」と期待を寄せた。