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総合ニュース
2020/03/03
近畿整備局、DRiP検討会 河川維持管理の技術活用を検討
近 畿地方整備局は2月27日、大阪市中央区の大阪合同庁舎1号館で第2回「Drem River Project~夢のある川づくり(DRiP)」検討会を開いた。河川の維持管理に有用な技術の活用方策について検討する。
座長の辻本哲郎名古屋大学名誉教授は「さまざま場面でドローンが活躍していくと思うが、そこに夢のある川ということで、働いているドローンが大事になる。そのデータをどのように使用するのか、河川管理という視点で、設計・工事・維持管理のなかで、うまく使えるという視点が大事になる」とあいさつした。
検討会では、河川の維持管理に有用な技術の活用方策について検討し、現場のニーズに合った技術を活用し、河川整備の効率化・省力化・高度化を目指す。新技術は実証実験等を踏まえながら、近畿地方整備局管内で活用し、実績を積み上げた上で、必要に応じて基準書類等の改定、NETIS等への登録を経て、全国展開を図っていく方針。第2回検討会では、衛生、固定翼、回転翼、UAVの特徴や課題、河川管理におけるUAVの適用性などについて議論した。
20年度以降の検討会では、UAV等の仕様やデータ解析手法等の検討を行う。検討に基づいて、河川整備に有用な技術を公募し、実証実験を行って行く方針。