



気になるキーワードを入力してください
総合ニュース
2020/02/28
近畿整備局、大阪建設機械リース協組 災害時の建設資機材調達で協定締結
近畿地方整備局と大阪建設機械リース協同組合は26日、「災害時における建設資機材の調達に関する協定」を締結した。
地震や台風、豪雪など大規模災害が発生した場合、災害対策等に建設資機材を速やかに調達することが重要となる。その一方で、建設会社による建設資機材の保有が減少していることにより、災害対策時に建設資機材の不足が危惧されている。そのため、災害による近畿地方整備局所管施設等の災害対策に必要な建設資機材の調達に関する協定を締結した。協定により、災害復旧を迅速に行うための建設機械、復旧作業の現場環境の確保のための仮設機材等を速やかに確保することが期待される。
大阪市中央区の大阪合同庁舎1号館で協定締結式を開き、近畿地方整備局の井上智夫局長と大阪建設機械リース協同組合の姫野康通理事長が協定書に署名した。姫野理事長は「近畿地方整備局としっかりと緻密な連絡をとりながら、災害時における復旧・復興工事に必要な機材を準備し、スムーズに提供していきたい。また、国を守る国土強靱化に向けても最大限の協力をしていきたい」と抱負を述べた。井上局長は「多様な機械をお借りすることで、迅速かつ、きめの細かい対応ができる。協定締結を機会に、実務的なオペレーションについても相談しながら進めていきたい」と期待を寄せた。