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総合ニュース
2020/01/31
西日本高速道路、中国道吹田~中国池田でリニューアル工事を実施
西日本高速道路は、中国自動車道(吹田JCT~中国池田IC)で橋梁床版取替等のリニューアル工事に着手する。20年6月頃に約2週間、終日通行止めによる試行工事を実施する。
中国道吹田JCT~中国池田IC間(延長10・8㌔)は、1970年の大阪万博開催にあわせ開通した関西都市圏における創生期の高速道路であり、50年が経過し、その後の交通量の大幅な増加・車両の大型化等により、橋梁等の構造物の損傷が進行している。このため、抜本的対策として橋梁床版取替等のリニューアル工事を実施することとし、6月頃、約2週間の終日通行止めを行い、工事を行う。
吹田JCT~中国池田IC間の宮の前高架橋(1222㍍)、箕面川橋(45㍍)、石橋跨線橋(26㍍)、豊中高架橋(999㍍)、御堂筋線(49㍍)は、損傷した鉄筋コンクリート床版を、より耐久性の高い床版の取り替え工事を行う。また、神田高架橋(369㍍)、新千里橋(22㍍)、山田高架橋(124㍍)、蛍ヶ池高架橋(353㍍)、津雲台橋(14㍍)、吹田JCT橋(624㍍)は、高性能床版防水を行う。これらのリニューアル工事の他、傷んだ舗装路面の修復、老朽化した道路付属物の取り換え、道路維持作業、道路構造物や設備の点検・補修なども併せて実施する。事業期間は概ね3年間を予定。
リニューアルプロジェクトでは、16年より地方部の中国道や沖縄道から順次実施している。20年度から関西都市圏の中国道吹田JCT~神戸JCT間において、大規模なリニューアル工事を予定している。