



気になるキーワードを入力してください
総合ニュース
2019/12/16
近畿整備局、TEC―FORCE活動支援報告 台風19号災害対応
近 畿地方整備局は11日、大阪市の大阪合同庁舎1号館でTEC―FORCE(緊急災害対策派遣隊)活動報告会を開いた。8月九州北部豪雨や台風19号の関東・北陸・東北地方で行ったTEC―FORCEの支援活動の報告を行った。
冒頭、井上智夫局長は「活動を組織全体で共有して、生かしていきたい。活動を通じて、伸ばしていくことが重要である」とあいさつした。
8月の九州北部豪雨では、佐賀県内を流れる六角川水系の越水や大雨の影響により大規模な浸水被害が発生した。六角川(佐賀県大町町)で排水ポンプ車を設置して、8月29~30日にかけて稼働し、総排出量約21万立方㍍を排出した。
台風19号は、静岡や新潟、関東甲信地方、東北地方を中心に広い範囲で大雨を記録した。被災状況調査や排水作業、道路清掃作業のためTEC―FORCEを9県30市町村に66班239人(延1486人・日)を派遣した。河川、砂防や道路の被災状況調査、排水作業、側溝清掃・散水作業などを行った。台風19号で千曲川が破堤し、長野市、小布施町が広範囲に浸水した。排水ポンプ車25台などを派遣し、機能停止した排水機場の代替え支援を行った。