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総合ニュース
2019/12/06
兵庫建協、建設産業人材確保推進連絡協議会 人材確保・育成で意見交換
兵庫県建設業協会は4日、神戸市中央区の神戸市教育会館で兵庫県建設産業人材確保推進連絡協議会を開催した。協会の就業体験事業(インターンシップ)における人材確保・育成を図るため、工業高校等の学校関係者や行政、会員企業、関係団体等が参加して意見交換を行った。
冒頭、川嶋実会長は「将来を担う優秀な技術者や技能者の確保が課題になっている。協会においては、全国に先駆けてインターンシップ事業に取り組み、数多くの実績を残してきたが、これまでの成果を踏まえて、さらに実効性を高めるためには、皆さんとの率直な情報交換や意見交換をさせていただくことが重要と考えている」とあいさつした。
インターンシップの各学校の取り組み状況について、「2年生全員がインターンシップに参加している」「将来の進路を見据えることを前提に実施している」「学校の学びと現場作業を結びつけている、良い機会になっている」「建設業に対する意識づけの機会として効果がある」などの意見が寄せられた。
また、「若手教職員がインターシップに参加させていただき、若手教職員の研修の機会とさせていただいている」「インターシップに参加した生徒が左官の仕事に興味を持って、実際に就職することになった」と説明した。
「学校の中で、建設業の魅力を伝えることは限度がある。その中で、現場見学をさせていただくことが有効になる」と述べた。