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総合ニュース
2019/11/19
阪神高速道路、震災資料保管庫で見学会 応募者約200人が参加
阪神高速道路は17日、「安全・安心みちづくり見学」として、神戸市東灘区で阪神高速震災資料保管庫の見学会を開いた。応募があった約200人が参加した。
「土木の日」の協賛行事として行われ、土木技術の魅力を身近にかんじてもらうために毎年開催しており、今年は、阪神淡路大震災から25年を迎えるにあたって、今一度地震と防災について改めて学んでもらうために見学会を開いた。
見学会は、職員の案内で震災発生時の状況などの説明を受けながら、館内に保管してある鋼上部、RC橋脚、鋼製橋脚、支承などの被災構造物を見学した。また、屋外の会場内には、土木技術や土木事業への認識を楽しみながら魅力を深めてもらうレンガを組んでのアーチ橋造り、点検作業のVR、ミニパワーショベル、高所作業車、パトロールカー、ミニパワーショベルの乗車体験が行われた。
震災資料保管庫は、阪神淡路大震災での被災・復旧経験を風化させることなく後世に語り継ぐため、99年10月に開設した。被災構造物を鋼上部構造、RC橋脚、鋼製橋脚、支承ごとの展示や復旧活動の取り組みを紹介している。毎月第1・3水曜日・日曜日に一般公開している。