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総合ニュース
2019/10/28
都市機構、ひと・まち・くらしシンポ 元気なまちをデザインする
都市再生機構は23日、大阪市北区の阪急うめだホールで「元気なまちをデザインする―人と地域のつながりが未来を創る―」をテーマに19年度URひと・まち・くらしシンポジウムを開き、関係者など約400人が参加した。パネルディスカッションや都市再生機構の職員による5課題の事業・研究報告が行われた。
冒頭、都市再生機構の新居田滝人理事・西日本支社長は「少子高齢化や人口減少が進んでいくなかで、暮らしを支えていたコミュニティの維持や活性化などが課題となっている。これらの時代を見据えたまちづくりをデザインすることが求められている。コミュニティの活性化は、地域の防災まちづくりや賑わいの創出、エリアマネジメントについても大事になってくる」とあいさつした。
特別プログラムとして星田逸郎空間都市研究所の星田逸郎氏、HITOTOWAの荒昌史氏、奥河洋介氏、スペースRデザインの吉原勝己氏が「新しい日本の住文化 再生・創造の実践とデザイン」をテーマに対談した。また、法政大学デザイン工学部の渡辺真理建築学科教授、都市再生機構の西周健一郎統括役、学生などによる「ダンチの未来をデザインする」をテーマにパネルディスカッションを行った。都市再生機構の職員による事業・研究報告は次の通り。
▽「食」と「つなぐ」がテーマの活動拠点―「はなみがわLDK+」を通じたコミュニティ活性化―▽新しい都市再生の取組み―まちリノベ@福山―▽災害からの速やかな復旧に向けて―今、URに求められていること―▽URが推進する研究開発とUR賃貸住宅の長寿命化に係る研究開発について▽Open Smart UR―UR2030 IoT・AIの未来の住まい―。