気になるキーワードを入力してください
総合ニュース
2019/10/25
兵庫建協、創立100周年記念式典 希望を持てる建設産業へ
兵庫県建設業協会(川嶋実会長)は23日、神戸市中央区のANAクラウンプラザホテル神戸で創立100周年記念式典を開いた。来賓や関係者など約350人が出席し、創立100周年を祝った。
冒頭、川嶋会長は「大正8年に協会の前進である兵庫県土木建築請負業組合が設立され、今年で100年の大きな節目を迎えた。時代の大きな転換期のなかで、新たなスタートをきることになる」と決意を述べた。阪神淡路大震災が忘れることのできない大きな出来事とあげ「会員企業が一致協力し、迅速に行動して救援と復旧活動に全力を尽くし、協会としての社会的使命が果たせたことは会員の皆さんのご尽力の賜物である」と感謝した。「地域の建設業が社会資本整備の担い手として、また、災害時に最前線で活動する安全・安心の守り手として、地域における社会的役割を果たすことが期待されている。働き方改革や技術力の向上などに努め、新たな発想のもとに勇気を持って、事業経営の改革を進め、次世代を担う若者が希望を持てる建設産業になることである。協会が地域の頼れる存在として期待に応えていき、地域社会に貢献する法人として役割を果たせるよう会員一同が一致団結して、心を新たに努力していきたい」とあいさつした。
続いて、井戸敏三兵庫県知事、油井洋明神戸市副市長、佐藤信秋参議院議員、足立敏之参議院議員が祝辞を述べた。また、赤羽一嘉国土交通大臣は「100年にわたり、兵庫県各地の発展・基盤の整備、安全・安心の確保に尽力してきた。働く環境を改善するためにも新担い手三法を実施しながら、働き方改革に加えて、生産性向上に努めていきたい。建設業が誇りと希望を持てる業界にしていきたい」と述べた。