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総合ニュース
2017/05/24
阪神高速道路グループ 技術研究発表会91編発表
阪神高速道路とグループ会社は18~19日の2日間、大阪市中央区の朝日生命ホールで第49回技術研究発表会を開いた。阪神高速グループの各社社員が「計画・交通・サービス・環境」「建設・更新」「維持管理」から91編の論文を発表した。
開会にあたり、阪神高速道路の幸和範代表取締役社長は「今回の発表会を契機に、阪神高速グループ各社はそれぞれの専門性、特徴を活かしながら技術力を向上していく。今日、明日と論文を発表される皆さんは、日頃の研究成果を十分に伝えてほしい」とあいさつした。
研究発表のほか、18日には小澤一雅東京大学工学系研究科社会基盤学専攻教授が「多様な入札契約制度―技術力の効果的投入のための事業スキームとは―」をテーマに特別講演を行った。また、19日には、石橋忠良ジェイアール東日本コンサルタンツ取締役技術統括技術本部長が「インハウスエンジニアの役割」をテーマに特別セッションを行った。
受賞した発表課題と発表者は次の通り(敬称略)。
【最優秀論文賞】
▽床版取替えに対応したUFC床版の疲労耐久性に関する検討=小坂崇、金治英貞、佐藤彰紀。
【優秀論文賞】
▽(仮題)AI技術を活用した交通現象把握手法の開発=兒玉崇、飛ヶ谷明人、増本裕幸。
▽耐風シミュレーションを用いた斜張橋主桁形状の検討=杉山裕樹、佐藤彰紀、金治英貞。
▽AHP(階層分析法)を用いたトンネルの危険度に関する評価手法について=堀越廣一、石津穣、内田伸一。
【特別賞】
▽携帯基地局データ等を活用した面的な交通影響モニタリングの可能性に向けた実証実験=鈴木健太郎、萩原武司、山本昌孝。
▽高性能鋳鉄床版を用いた既存RC床版の更新に関する検討=赤松伸祐、茂呂拓実、松本茂。
▽積層ゴム支承における内部鋼板とゴムの接着層の劣化特性評価=坂本直太、向井梨紗、篠原聖二。
【奨励賞】
▽3号神戸線上り深江サグ部における速度回復誘導灯を用いた渋滞対策の効果検証について=増本裕幸、兒玉崇、北澤俊彦。
▽大和川線トンネル防災カメラに係る新技術検討=伊藤貴文、建部実。
▽既設鋼製壁高欄に代わる取替用新構造高欄における実験的検討=安積恭子、杉岡弘一、宮本実信。
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